バッファオーバーランとは : JavaA2Z

バッファオーバーラン

日本語	文字配列走り過ぎ
英語	buffer overrun
ふりがな	ばっふぁおーばーらん
フリガナ	バッファオーバーラン

文字列を格納する配列を越えて文字を書き込もうとすること。
文字列を配列で格納している場合に、その配列のサイズを越えたインデックスナンバーを指定して格納しようとすること。ArrayIndexOutOfBoundsException 例外が投げられる。
文字列の配列を「バッファ」と呼び、その範囲を超えるため「バッファオーバーラン」と呼ばれる。
　
Java以外の言語では、このバッファオーバーランによって「バッファオーバーフロー」が発生させられるため、バッファオーバーフローの原因、もしくは同義語として使われる。

参考サイト

（参考サイトはありません）

(KAB-studioからのおしらせです)

// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        try
        {
            // たとえばchar型配列で4文字の場合。
            char[] chars = new char[4];

            // ここに、1文字ずつ書き込み、サイズを越えて書き込もうと
            // することでバッファオーバーランしてみます。

            String string = "あいうえお";
            // 1文字ずつコピーします。
            // 配列のサイズより1文字多いとこがポイント。
            for( int iF1 = 0; iF1 < string.length(); ++iF1 )
            {
                chars[iF1] = string.charAt( iF1 );
            }
        }
        catch( ArrayIndexOutOfBoundsException e )
        {
            e.printStackTrace();
            // java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException: 4
            //     at Sample.main(Sample.java:19)
        }

        // このように例外が発生します。
        // もし例外が発生しなかったら、バッファオーバーフローが
        // 可能になってしまいます。
    }
}

// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        try
        {
            // たとえばchar型配列で4文字の場合。
            char[] chars = new char[4];

            // ここに、1文字ずつ書き込み、サイズを越えて書き込もうと
            // することでバッファオーバーランしてみます。

            String string = "あいうえお";
            // 1文字ずつコピーします。
            // 配列のサイズより1文字多いとこがポイント。
            for( int iF1 = 0; iF1 < string.length(); ++iF1 )
            {
                chars[iF1] = string.charAt( iF1 );
            }
        }
        catch( ArrayIndexOutOfBoundsException e )
        {
            e.printStackTrace();
            // java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException: 4
            //     at Sample.main(Sample.java:19)
        }

        // このように例外が発生します。
        // もし例外が発生しなかったら、バッファオーバーフローが
        // 可能になってしまいます。
    }
}