クラス KSCL::CFileUtil の解説

KSCL::CFileUtilに対する継承グラフ

解説

コンストラクタとデストラクタの解説

KSCL::CFileUtil::CFileUtil (    )

・コンストラクタ。.

KSCL::CFileUtil::~CFileUtil (    )  [virtual]

・デストラクタ。.

メンバ関数の解説

std::string KSCL::CFileUtil::GetCurrentFolder (    )  const [virtual]

・カレントフォルダを取得します。. 戻り値: カレントフォルダのフルパス。取得できなかった場合には空文字列を返します。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::CopyOneFile (  const std::string &    p_rcFromFilePathStr, const std::string &    p_rcToFilePathStr, const bool    p_bFailIsExsist )  const [virtual]

・ファイルをコピーします。. 　ファイルをコピーします。フォルダはコピーしません。 戻り値: true  コピーに成功しました。 false  コピーに失敗しました。 引数: p_rcFromFilePathStr  コピー元ファイルのフルパス。 p_rcToFilePathStr  コピー先ファイルのフルパス。 p_bFailIsExsist  上書きコピーしないなら true 、するなら false 。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::CopyOneFileAndFolder (  const std::string &    p_rcFromFilePathStr, const std::string &    p_rcToFolderPathStr )  const throw () [virtual]

・ファイル及びフォルダをコピーします。. 　ファイル及びフォルダをコピーします。 戻り値: true  コピーに成功しました。 false  コピーに失敗しました。 引数: p_rcFromFilePathStr  コピー元ファイルのフルパス。 p_rcToFolderPathStr  コピー先フォルダのフルパス。ファイルじゃないので注意。

bool KSCL::CFileUtil::MoveOneFile (  const std::string &    p_rcFromFilePathStr, const std::string &    p_rcToFilePathStr )  const [virtual]

・ファイルを移動します。. 　ファイルを移動します。フォルダは移動しません。 戻り値: true  移動に成功しました。 false  移動に失敗しました。 引数: p_rcFromFilePathStr  移動元ファイルのフルパス。 p_rcToFilePathStr  移動先ファイルのフルパス。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::MoveOverwriteOneFile (  const std::string &    p_rcFromFilePathStr, const std::string &    p_rcToFilePathStr )  const [virtual]

・ファイルを上書き移動します。. 　ファイルを移動します。フォルダは移動しません。 　移動先にファイルが存在した場合、そのファイルを削除してから移動します。 戻り値: true  移動に成功しました。 false  移動に失敗しました。 引数: p_rcFromFilePathStr  移動元ファイルのフルパス。 p_rcToFilePathStr  移動先ファイルのフルパス。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::MoveOneFileAndFolder (  const std::string &    p_rcFromFilePathStr, const std::string &    p_rcToFolderPathStr )  const throw () [virtual]

・ファイル及びフォルダを移動します。. 　ファイル及びフォルダを移動します。 戻り値: true  移動に成功しました。 false  移動に失敗しました。 引数: p_rcFromFilePathStr  移動元ファイルのフルパス。 p_rcToFolderPathStr  移動先フォルダのフルパス。ファイル名じゃないので注意。

bool KSCL::CFileUtil::DeleteOneFile (  const std::string &    p_rcFilePathStr )  const [virtual]

・ファイルを削除します。. 　ファイルを削除します。フォルダは削除しません。 戻り値: true  削除に成功しました。 false  削除に失敗しました。 引数: p_rcFilePathStr  削除するファイルのフルパス。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::DeleteOneFileAndFolder (  const std::string &    p_rcFilePathStr )  const throw () [virtual]

・ファイル及びフォルダを削除します。. 　ファイル及びフォルダを削除します。 　読み取り専用でも無視して無理矢理削除します。 戻り値: true  削除に成功しました。 false  削除に失敗しました。 引数: p_rcFilePathStr  削除するファイルのフルパス。

bool KSCL::CFileUtil::CreateOneFolder (  const std::string &    p_rcFolderPathStr )  const [virtual]

・フォルダを作成します。. 　フォルダを作成します。 戻り値: true  作成に成功しました。 false  作成に失敗しました。 引数: p_rcFolderPathStr  作成するフォルダのフルパス。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::DeleteOneFolder (  const std::string &    p_rcFolderPathStr )  const [virtual]

・フォルダを削除します。. 　フォルダを削除します。ファイルは削除しません。 戻り値: true  削除に成功しました。 false  削除に失敗しました。 引数: p_rcFolderPathStr  削除するフォルダのフルパス。

bool KSCL::CFileUtil::SetCurrentFolder (  const std::string &    p_rcFolderPathStr )  const [virtual]

・カレントフォルダをセットします。. 戻り値: true  セットに成功しました。 false  セットに失敗しました。 引数: p_rcFolderPathStr  セット先のフォルダ。最後の \ の有無は問いません。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::IsFileOrFolderExsist (  const std::string &    p_rcFilePathStr )  const [virtual]

・ファイル/フォルダが存在するかどうかチェックします。. 　引数で「ファイルのフルパス」か「フォルダのフルパス」を渡してください。そのファイル/フォルダが あるかどうか調べます。 警告: 終端に \ がある場合には削除してください。たとえば "C:\WinNT\" であれば "C:\WinNT" にしてから渡してください。 戻り値: true  ファイル/フォルダが存在します。 false  ファイル/フォルダが存在しません。 引数: p_rcFilePathStr  ファイルかフォルダのフルパス。フォルダの場合、終端の \ は取り除いてください。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::IsFolderExsist (  const std::string &    p_rcFolderPathStr )  const [virtual]

・フォルダが存在するかどうかチェックします。. 　引数で「フォルダのフルパス」を渡してください。そのフォルダがあるかどうか調べます。 IsFileOrFolderExsist() との違いは、 こちらはフォルダでないと false を返すという点です。 警告: 終端に \ がある場合には削除してください。たとえば "C:\WinNT\" であれば "C:\WinNT" にしてから渡してください。ドライブであれば "C:" にしてから渡してください。 戻り値: true  フォルダが存在します。 false  フォルダが存在しません。 引数: p_rcFolderPathStr  フォルダのフルパス。終端の \ は取り除いてください。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::IsDriveExsist (  const char    p_chDrive )  const [virtual]

・ドライブが存在するかどうかチェックします。. 戻り値: true  ドライブが存在します。 false  ドライブが存在しません。 引数: p_chDrive  ドライブ名１文字。 A とか C とか。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::GetFileList (  const std::string &    p_rcFolderPathStr, type_Chars::type_string_vector &    p_rcRetStrVec )  const [virtual]

・ファイルリストを作成します。. 　特定フォルダ内のファイルリストを作成します。 　ファイルだけです。フォルダはリストに含めません。 　「パス」じゃないのでご注意。ソート等はされません。 　第２引数へはべたに追加されます。 戻り値: true  成功しました。 false  失敗しました。 引数: p_rcFolderPathStr  リストを作成するフォルダのフルパス。 p_rcRetStrVec  ここにファイルリストを返します。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::GetFileAndFolderList (  const std::string &    p_rcFolderPathStr, type_Chars::type_string_vector &    p_rcRetStrVec )  const [virtual]

・ファイル＆フォルダリストを作成します。. 　特定フォルダ内のファイル及びフォルダのリストを作成します。 　ただし . と .. は含めません。 　「パス」じゃないのでご注意。ソート等はされません。 　第２引数へはべたに追加されます。 戻り値: true  成功しました。 false  失敗しました。 引数: p_rcFolderPathStr  リストを作成するフォルダのフルパス。 p_rcRetStrVec  ここにファイルリストを返します。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::MakeFolderEmpty (  const std::string &    p_rcFolderPathStr )  const [virtual]

・特定フォルダの中を空にします。. 　指定したフォルダの中に入っているファイルとフォルダをすべて削除します。 　フォルダが入っていた場合、そのフォルダの中のファイルも削除します。 戻り値: true  成功しました。 false  失敗しました。フォルダがないのかも。 引数: p_rcFolderPathStr  空にするフォルダのフルパス。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::GetFileInfoList (  const std::string &    p_rcFolderPathStr, type_win32_find_data_vector &    p_rcRetFindDataVec )  const [virtual]

・ファイル/フォルダ情報リストを作成します。. 　特定のフォルダ内のファイル及びフォルダのリストを作成します。 　返すのは WIN32_FIND_DATA 構造体の std::vector です。 　ソートはされません。 . と .. も含めてすべて返します。 　第２引数へはべたに追加されます。 戻り値: true  成功しました。 false  失敗しました。 引数: p_rcFolderPathStr  リストを作成するフォルダのフルパス。 p_rcRetFindDataVec  ここにファイルリストを返します。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

int KSCL::CFileUtil::CopyFiles (  const std::string &    p_rcFromFolderPathStr, const std::string &    p_rcToFolderPathStr )  const [virtual]

・特定フォルダ内のすべてのファイル/フォルダをコピーします。. 　フォルダも含めてすべてコピーします。 　ただし、指定したフォルダそのものはコピーしません。 　コピーは完全上書きコピーです。 戻り値: 処理に失敗したファイルの数。 引数: p_rcFromFolderPathStr  コピー元フォルダのフルパス。このフォルダの中身がコピーされます。このフォルダ自身は作られません。 p_rcToFolderPathStr  コピー先フォルダのフルパス。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

bool KSCL::CFileUtil::IsSameSubstanceFile (  const std::string &    p_rc1stFilePathStr, const std::string &    p_rc2ndFilePathStr )  const [virtual]

・ファイルの中身が同じかどうか調べます。. 　ファイルの中身がバイナリー的に同じかどうか調べます。 　タイムスタンプ等は調べません。 戻り値: true  同じです。 false  違います。 引数: p_rc1stFilePathStr  比較するファイルその１。 p_rc2ndFilePathStr  比較するファイルその２。 KSCL::IFileUtilを実装しています.

std::string KSCL::CFileUtil::ShortToLongFileName (  const std::string &    p_rcShortPathStr )  const [virtual]

・ファイル名のショートネームをロングネームに変換します。. 　ショートネームで構成されたフルパスから、ロングネームのファイル名を取得します。 　フルパスが指すファイルは、実際に存在している必要があります。これは、ショートネーム＞ロングネームが一意な変換ではなく、 その場のファイル構成によって異なるからです。そのファイル構成を調べて、ロングネームのファイル名を返します。 　返すのはファイル名だけです。フルパスではないので注意してください。フルパスの方が欲しい場合は CFileUtil::ShortToLongPath() を使用してください。 戻り値: ロングネームになったファイル名。フルパスじゃないです。ファイル名だけ。変換できなかった場合には空文字列を返します。 引数: p_rcShortPathStr  ショートネームのフルパス。

std::string KSCL::CFileUtil::ShortToLongPath (  const std::string &    p_rcShortPathStr )  const [virtual]

・ファイルパスのショートネームをロングネームに変換します。. 　ショートネームで構成されたフルパスから、ロングネームで構成されたフルパスを取得します。 　フルパスが指すファイルは、実際に存在している必要があります。これは、ショートネーム＞ロングネームが一意な変換ではなく、 その場のファイル構成によって異なるからです。そのファイル構成を調べて、ロングネームのファイル名を返します。 　返すのはフルパスです。フォルダも含めてロングネームに変換します。 　ちなみに、ロングネーム＞ショートネームへの変換は GetShortPathName() という API を使用してください。 戻り値: ロングネームになったファイルパス。変換できなかった場合には変換前の文字列が返ります。 引数: p_rcShortPathStr  ファイル名がショートネームのフルパス。

bool KSCL::CFileUtil::IsFolderOrDotPred (  const WIN32_FIND_DATA &    p_rstFindData )  [static]

フォルダか . か .. かどうかを調べます。. 戻り値: true  フォルダ、 . 、 .. のうちのどれかです。 false  フォルダでも . でも . でもありません。 引数: p_rstFindData  調べるファイルのデータ。

bool KSCL::CFileUtil::IsDotPred (  const WIN32_FIND_DATA &    p_rstFindData )  [static]

. か .. かどうかを調べます。. 戻り値: true  . 、 .. のうちのどれかです。 false  . でも . でもありません。 引数: p_rstFindData  調べるファイルのデータ。

bool KSCL::CFileUtil::IsFolderPred (  const WIN32_FIND_DATA &    p_rstFindData )  [static]

フォルダかどうかを調べます。. 戻り値: true  フォルダです。 false  フォルダではありません。 引数: p_rstFindData  調べるファイルのデータ。

bool KSCL::CFileUtil::DeleteFunctionObject (  const std::string &    p_rcFilePathStr )  [static]

ファイルを削除する関数オブジェクトです。. 戻り値: true  削除できました。 false  削除に失敗しました。 引数: p_rcFilePathStr  削除するファイルのフルパス。

bool KSCL::CFileUtil::FileAndFolderMoveCopyDelRename (  const std::string &    p_rcFromFilePathStr, const std::string &    p_rcToFolderPathStr, const unsigned int    p_uiDoType )  const throw () [protected, virtual]

・ファイル及びフォルダを移動・コピー・削除・リネームします。. 　SHFileOperation() のラッパーです。 戻り値: true  コピーに成功しました。 false  コピーに失敗しました。 引数: p_rcFromFilePathStr  コピー元ファイルのフルパス。 p_rcToFolderPathStr  コピー先フォルダのフルパス。ファイルじゃないので注意。また、削除の時は無視されます。 p_uiDoType  処理の種類。 SHFILEOPSTRUCT::wFunc と同じです。

KSCL(KAB-studioClassLibrary)に対してThu Jun 12 09:55:20 2003に生成されました。 1.2.15