キューとは : JavaA2Z

キュー

日本語	待ち行列
英語	queue
ふりがな	きゅー
フリガナ	キュー

複数のデータを格納するとき、最初に格納したデータから取り出す方式のこと。
データ構造のひとつ。「FIFO」「LILO」「先入れ先出し」「後入れ後出し」「待ち行列」とも言う。
　
構造的には、配列のように一列に並べた構造をしている。
ただし、どの位置のデータも任意に取得できるわけではなく、先に格納したデータしか取り出すことができない。
キューは、人の列のようなものである。先に並んだ人が先に列から出ることができる。そのため「待ち行列」とも呼ばれる。
キューは「スタックの逆」と言える。
　
キューそのものを実現するクラスはJ2SEには存在しない。
先頭のデータを削除することになるため、配列やArrayList クラス等では効率が良くない。利用するのであればLinkedList クラスを使用するのがいいだろう。

参考サイト

J2SE LinkedList

(KAB-studioからのおしらせです)

// Sample.java
import java.util.LinkedList;

public class Sample
{
    /**
    *   メンバ関数=メソッド。
    */
    public static void main( String[] args )
    {
        // LinkedListクラスでキューを実現します。

        LinkedList linkedList = new LinkedList();

        // データを3つ追加します。
        linkedList.add( "あいうえお" );
        linkedList.add( "かきくけこ" );
        linkedList.add( "さしすせそ" );

        // 最初のデータを取り出して削除します。
        String first = (String)linkedList.getFirst();
        linkedList.removeFirst();
        System.out.println( first );
        // あいうえお
    }
}

// Sample.java
import java.util.LinkedList;

public class Sample
{
    /**
    *   メンバ関数=メソッド。
    */
    public static void main( String[] args )
    {
        // LinkedListクラスでキューを実現します。

        LinkedList linkedList = new LinkedList();

        // データを3つ追加します。
        linkedList.add( "あいうえお" );
        linkedList.add( "かきくけこ" );
        linkedList.add( "さしすせそ" );

        // 最初のデータを取り出して削除します。
        String first = (String)linkedList.getFirst();
        linkedList.removeFirst();
        System.out.println( first );
        // あいうえお
    }
}

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キュー

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update:2005/12/13

このページは、Javaプログラミング言語についての用語を網羅した辞書「JavaA2Z」の一ページです。
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