第5試合:朴雅樹vsリシュネ。
「棄権」
リシュネは手を挙げた。
「って、なんでよーっ!!」
舞の怒りもリシュネはけろっと答える。
「勝てないの分かってるし、無駄なことしたくないもの」
「でも!」
「じゃ、俺の全勝ってことで」
「あ”ーっ!! くっそー」
舞はがっくりとする。
「百万が、百万が……」
「ああ、じゃあ次、あいつに買ったら百万やる」
「ええっ!?」
目を輝かせて舞は振り向く。
「別に俺いらねーし、それに」
「え……なによそれ、私負けるっていうの?」
「ま、やってみろ」
第6試合:少年vs結白舞。
「でもさ」
リシュネは彼に勝ってるし、そのリシュネに私は勝ってる。
「ジャンケンで言えば私は彼に……あれ?」
ジャングルの端でそんなことを考えている間に、ホーンが鳴る。
「っと、集中集中。あの広範囲攻撃が……へ?」
水蒸気は、教えてくれる。
森の全てを。
その森が、悲鳴を上げた。
「っ!!」
森の半分が、吼えた。
「棄権」
リシュネは手を挙げた。
「って、なんでよーっ!!」
舞の怒りもリシュネはけろっと答える。
「勝てないの分かってるし、無駄なことしたくないもの」
「でも!」
「じゃ、俺の全勝ってことで」
「あ”ーっ!! くっそー」
舞はがっくりとする。
「百万が、百万が……」
「ああ、じゃあ次、あいつに買ったら百万やる」
「ええっ!?」
目を輝かせて舞は振り向く。
「別に俺いらねーし、それに」
「え……なによそれ、私負けるっていうの?」
「ま、やってみろ」
第6試合:少年vs結白舞。
「でもさ」
リシュネは彼に勝ってるし、そのリシュネに私は勝ってる。
「ジャンケンで言えば私は彼に……あれ?」
ジャングルの端でそんなことを考えている間に、ホーンが鳴る。
「っと、集中集中。あの広範囲攻撃が……へ?」
水蒸気は、教えてくれる。
森の全てを。
その森が、悲鳴を上げた。
「っ!!」
森の半分が、吼えた。