土曜の朝。
うめは深呼吸をする。
落ち着け。
落ち着け!
ゴング前のボクサーが如きコンセントレーション。いつもはTシャツにジーンズという服装が、コンビニに行くレベル+2くらいの服装に身を包み、ぎゅっと両手を握りしめる。きれいでかつ、気合いが入りすぎず、悟られないレベル。これなら絶対に大丈夫。
別に、なんでもないこと。
私たちは付き合ってる!
恋人同士!
デートに誘うなんて全然普通!
つかあいつはなぜ誘わない!!
コンセントレーションに力が入りすぎて意識が闘争本能に火を点ける。おでこの青すじが、足を踏み出させる。
部屋を出て13歩、ダイニングで器用に箸を使い小骨を取り除くシーバリウを発見。
「あ、おはようございます、うめさん」
「おはよ……う……」
のれんをくぐろうとしたところで足が止まる。シーバリウの格好は、どう見ても外出着だった。
「お、おーじ……どっか行くの?」
「ええ、これからジャージさんのところへ」
「……もしかして、魔法の?」
「はい、そうですけど……」
そうだったー!!
がっくりとうなだれるうめ。そういえばそんな話を小耳にはさんだようなはさまなかったような。「ど、どうなさったんですか?」
「なんかすごーく落ち込んじゃって……」
「はぁ……」
落ち込むその理由がわからないシーバリウ。理由は判らなくても、落ち込んでいることはわかる。
だから。
「そうだ!」
「?」
見上げるうめ。
「その……うめさんさえよければ、明日、その……デートに行きませんか?」
「――!!!♪♪」
うめは深呼吸をする。
落ち着け。
落ち着け!
ゴング前のボクサーが如きコンセントレーション。いつもはTシャツにジーンズという服装が、コンビニに行くレベル+2くらいの服装に身を包み、ぎゅっと両手を握りしめる。きれいでかつ、気合いが入りすぎず、悟られないレベル。これなら絶対に大丈夫。
別に、なんでもないこと。
私たちは付き合ってる!
恋人同士!
デートに誘うなんて全然普通!
つかあいつはなぜ誘わない!!
コンセントレーションに力が入りすぎて意識が闘争本能に火を点ける。おでこの青すじが、足を踏み出させる。
部屋を出て13歩、ダイニングで器用に箸を使い小骨を取り除くシーバリウを発見。
「あ、おはようございます、うめさん」
「おはよ……う……」
のれんをくぐろうとしたところで足が止まる。シーバリウの格好は、どう見ても外出着だった。
「お、おーじ……どっか行くの?」
「ええ、これからジャージさんのところへ」
「……もしかして、魔法の?」
「はい、そうですけど……」
そうだったー!!
がっくりとうなだれるうめ。そういえばそんな話を小耳にはさんだようなはさまなかったような。「ど、どうなさったんですか?」
「なんかすごーく落ち込んじゃって……」
「はぁ……」
落ち込むその理由がわからないシーバリウ。理由は判らなくても、落ち込んでいることはわかる。
だから。
「そうだ!」
「?」
見上げるうめ。
「その……うめさんさえよければ、明日、その……デートに行きませんか?」
「――!!!♪♪」