コントローラー
日本語 | 制御 |
英語 | controller |
ふりがな | こんとろーらー |
フリガナ | コントローラー |
プログラムの「制御部分」
MVCの「C」。プログラムを「モデル」「ビュー」「コントローラー」に分けた際の「コントローラー」に該当する部分。
ビューとモデルの仲介役となるプログラム。
ビューからの入力値をモデルに使用できる形に変換したり、モデルから返された値をビューにセットする、といった入出力を行う。
また、入力によってモデルを選択したり、モデルからの結果に合わせてビューを選択する、といった全体的なコントロールも行う。ビューからビューへの画面遷移も管理する。
比較的「特別なことをしない」部分のため、Strutsのようなフレームワークに任せることも多い。
MVCとしての、コントローラーの最大の目的は、「ビュー」と「モデル」を分離することである。
コントローラーという「仕切り板」が存在することで、ビューとモデルが融合することを避けることができる。
MVCの「C」。プログラムを「モデル」「ビュー」「コントローラー」に分けた際の「コントローラー」に該当する部分。
ビューとモデルの仲介役となるプログラム。
ビューからの入力値をモデルに使用できる形に変換したり、モデルから返された値をビューにセットする、といった入出力を行う。
また、入力によってモデルを選択したり、モデルからの結果に合わせてビューを選択する、といった全体的なコントロールも行う。ビューからビューへの画面遷移も管理する。
比較的「特別なことをしない」部分のため、Strutsのようなフレームワークに任せることも多い。
MVCとしての、コントローラーの最大の目的は、「ビュー」と「モデル」を分離することである。
コントローラーという「仕切り板」が存在することで、ビューとモデルが融合することを避けることができる。
参考サイト
- (参考サイトはありません)
// Sample.java
import java.awt.Frame;
import java.awt.event.WindowListener;
import java.awt.event.WindowEvent;
import java.awt.event.MouseListener;
import java.awt.event.MouseEvent;
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// ビューを作ります。
View view = new View( new Controller( new Model() ) );
}
}
/**
* ビュークラス。
*/
class View extends Frame implements WindowListener, MouseListener
{
/** コントローラークラスのインスタンス */
private Controller controller = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public View( Controller controller )
{
// ウィンドウを作ります。
super( "テストウィンドウ" );
// コントローラーのインスタンスをセットします。
this.controller = controller;
// ウィンドウイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addWindowListener( this );
// マウスイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addMouseListener( this );
// ウィンドウサイズをセットします。
setSize( 400 , 300 );
// ウィンドウを表示します。
setVisible( true );
}
/**
* ウィンドウが閉じようとするときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosing( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosing()" );
// ウィンドウの終了処理を行います。
dispose();
}
/**
* ウィンドウが閉じるときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosed( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosed()" );
System.exit( 0 );
}
/**
* 以下、その他イベントハンドラ。
* これらのメソッドはWindowListenerインターフェイスの
* メソッドなので、全てオーバーライドする必要があるためです。
*/
public void windowActivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowActivated()" );
}
public void windowDeactivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeactivated()" );
}
public void windowDeiconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeiconified()" );
}
public void windowIconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowIconified()" );
}
public void windowOpened( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowOpened()" );
}
/**
* クリックされました。
*/
public void mouseClicked( MouseEvent mouseEvent )
{
System.out.println( "View#mouseClicked()" );
}
/**
* 押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mousePressed( mouseEvent );
// もちろん、プログラム的に、このメソッドの中に全処理を詰め込むという事もできます。
// ですが、そうなった場合に処理がこのメソッドに集中し、再利用性等が落ちます。
// また、マウスイベントのメソッドなのでJUnitの単体テストに使用しづらいという
// 問題点もあります。
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mouseReleased( mouseEvent );
}
/**
* マウスカーソルが入りました。
*/
public void mouseEntered( MouseEvent mouseEvent )
{
}
/**
* マウスカーソルが出ました。
*/
public void mouseExited( MouseEvent mouseEvent )
{
}
}
/**
* コントローラークラス。
*/
class Controller
{
/** モデルクラスのインスタンス */
private Model model = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public Controller( Model model )
{
this.model = model;
}
/**
* マウスボタンが押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
// そうすることで、ModelクラスをViewクラスから独立させる
// ことができます。
model.printBegin( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
model.printEnd( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
}
/**
* モデルクラス。
*/
class Model
{
/**
* 押されました。
*/
public void printBegin( int x, int y )
{
// これが(一応)メインの処理。
System.out.println( "マウスのボタンが押されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
// このようにモデルに中心となる処理を記述することで、
// 「重要な箇所はここ」と切り分けられるため可読性やメンテナンス性が高まります。
// また、複数のビューがある場合にもこのクラスを使い回すことができます。
}
/**
* 離されました。
*/
public void printEnd( int x, int y )
{
System.out.println( "マウスのボタンが離されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
}
}
import java.awt.Frame;
import java.awt.event.WindowListener;
import java.awt.event.WindowEvent;
import java.awt.event.MouseListener;
import java.awt.event.MouseEvent;
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// ビューを作ります。
View view = new View( new Controller( new Model() ) );
}
}
/**
* ビュークラス。
*/
class View extends Frame implements WindowListener, MouseListener
{
/** コントローラークラスのインスタンス */
private Controller controller = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public View( Controller controller )
{
// ウィンドウを作ります。
super( "テストウィンドウ" );
// コントローラーのインスタンスをセットします。
this.controller = controller;
// ウィンドウイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addWindowListener( this );
// マウスイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。
addMouseListener( this );
// ウィンドウサイズをセットします。
setSize( 400 , 300 );
// ウィンドウを表示します。
setVisible( true );
}
/**
* ウィンドウが閉じようとするときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosing( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosing()" );
// ウィンドウの終了処理を行います。
dispose();
}
/**
* ウィンドウが閉じるときに呼ばれるメソッド。
*/
public void windowClosed( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowClosed()" );
System.exit( 0 );
}
/**
* 以下、その他イベントハンドラ。
* これらのメソッドはWindowListenerインターフェイスの
* メソッドなので、全てオーバーライドする必要があるためです。
*/
public void windowActivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowActivated()" );
}
public void windowDeactivated( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeactivated()" );
}
public void windowDeiconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowDeiconified()" );
}
public void windowIconified( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowIconified()" );
}
public void windowOpened( WindowEvent windowEvent )
{
System.out.println( "View#windowOpened()" );
}
/**
* クリックされました。
*/
public void mouseClicked( MouseEvent mouseEvent )
{
System.out.println( "View#mouseClicked()" );
}
/**
* 押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mousePressed( mouseEvent );
// もちろん、プログラム的に、このメソッドの中に全処理を詰め込むという事もできます。
// ですが、そうなった場合に処理がこのメソッドに集中し、再利用性等が落ちます。
// また、マウスイベントのメソッドなのでJUnitの単体テストに使用しづらいという
// 問題点もあります。
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// 処理はControllerクラスで行います。
// そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。
controller.mouseReleased( mouseEvent );
}
/**
* マウスカーソルが入りました。
*/
public void mouseEntered( MouseEvent mouseEvent )
{
}
/**
* マウスカーソルが出ました。
*/
public void mouseExited( MouseEvent mouseEvent )
{
}
}
/**
* コントローラークラス。
*/
class Controller
{
/** モデルクラスのインスタンス */
private Model model = null;
/**
* コンストラクタ。
*/
public Controller( Model model )
{
this.model = model;
}
/**
* マウスボタンが押されました。
*/
public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
// そうすることで、ModelクラスをViewクラスから独立させる
// ことができます。
model.printBegin( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
/**
* 離されました。
*/
public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent )
{
// MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。
model.printEnd( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() );
}
}
/**
* モデルクラス。
*/
class Model
{
/**
* 押されました。
*/
public void printBegin( int x, int y )
{
// これが(一応)メインの処理。
System.out.println( "マウスのボタンが押されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
// このようにモデルに中心となる処理を記述することで、
// 「重要な箇所はここ」と切り分けられるため可読性やメンテナンス性が高まります。
// また、複数のビューがある場合にもこのクラスを使い回すことができます。
}
/**
* 離されました。
*/
public void printEnd( int x, int y )
{
System.out.println( "マウスのボタンが離されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" );
}
}
// Sample.java import java.awt.Frame; import java.awt.event.WindowListener; import java.awt.event.WindowEvent; import java.awt.event.MouseListener; import java.awt.event.MouseEvent; public class Sample { public static void main( String[] args ) { // ビューを作ります。 View view = new View( new Controller( new Model() ) ); } } /** * ビュークラス。 */ class View extends Frame implements WindowListener, MouseListener { /** コントローラークラスのインスタンス */ private Controller controller = null; /** * コンストラクタ。 */ public View( Controller controller ) { // ウィンドウを作ります。 super( "テストウィンドウ" ); // コントローラーのインスタンスをセットします。 this.controller = controller; // ウィンドウイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。 addWindowListener( this ); // マウスイベントを受け取るイベントリスナーを追加します。 addMouseListener( this ); // ウィンドウサイズをセットします。 setSize( 400 , 300 ); // ウィンドウを表示します。 setVisible( true ); } /** * ウィンドウが閉じようとするときに呼ばれるメソッド。 */ public void windowClosing( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowClosing()" ); // ウィンドウの終了処理を行います。 dispose(); } /** * ウィンドウが閉じるときに呼ばれるメソッド。 */ public void windowClosed( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowClosed()" ); System.exit( 0 ); } /** * 以下、その他イベントハンドラ。 * これらのメソッドはWindowListenerインターフェイスの * メソッドなので、全てオーバーライドする必要があるためです。 */ public void windowActivated( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowActivated()" ); } public void windowDeactivated( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowDeactivated()" ); } public void windowDeiconified( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowDeiconified()" ); } public void windowIconified( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowIconified()" ); } public void windowOpened( WindowEvent windowEvent ) { System.out.println( "View#windowOpened()" ); } /** * クリックされました。 */ public void mouseClicked( MouseEvent mouseEvent ) { System.out.println( "View#mouseClicked()" ); } /** * 押されました。 */ public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent ) { // 処理はControllerクラスで行います。 // そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。 controller.mousePressed( mouseEvent ); // もちろん、プログラム的に、このメソッドの中に全処理を詰め込むという事もできます。 // ですが、そうなった場合に処理がこのメソッドに集中し、再利用性等が落ちます。 // また、マウスイベントのメソッドなのでJUnitの単体テストに使用しづらいという // 問題点もあります。 } /** * 離されました。 */ public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent ) { // 処理はControllerクラスで行います。 // そうすることで、Viewクラスに処理を詰め込まないようにします。 controller.mouseReleased( mouseEvent ); } /** * マウスカーソルが入りました。 */ public void mouseEntered( MouseEvent mouseEvent ) { } /** * マウスカーソルが出ました。 */ public void mouseExited( MouseEvent mouseEvent ) { } } /** * コントローラークラス。 */ class Controller { /** モデルクラスのインスタンス */ private Model model = null; /** * コンストラクタ。 */ public Controller( Model model ) { this.model = model; } /** * マウスボタンが押されました。 */ public void mousePressed( MouseEvent mouseEvent ) { // MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。 // そうすることで、ModelクラスをViewクラスから独立させる // ことができます。 model.printBegin( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() ); } /** * 離されました。 */ public void mouseReleased( MouseEvent mouseEvent ) { // MouseEventクラスの情報をバラバラにして渡します。 model.printEnd( mouseEvent.getX(), mouseEvent.getY() ); } } /** * モデルクラス。 */ class Model { /** * 押されました。 */ public void printBegin( int x, int y ) { // これが(一応)メインの処理。 System.out.println( "マウスのボタンが押されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" ); // このようにモデルに中心となる処理を記述することで、 // 「重要な箇所はここ」と切り分けられるため可読性やメンテナンス性が高まります。 // また、複数のビューがある場合にもこのクラスを使い回すことができます。 } /** * 離されました。 */ public void printEnd( int x, int y ) { System.out.println( "マウスのボタンが離されました[X:" + x + ",Y:" + y + "]" ); } }