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クラス KSCL::CFolderDialog の解説

・フォルダダイアログクラスです。. より詳しく...

KSCL::CFolderDialogに対する継承グラフ

Inheritance graph
[凡例]
KSCL::CFolderDialogのコラボレーション図

Collaboration graph
[凡例]
すべてのメンバ一覧

公開メンバ

 CFolderDialog () throw ()
 ・コンストラクタ。. より詳しく...

virtual ~CFolderDialog () throw ()
 ・デストラクタ。. より詳しく...

LPITEMIDLIST DoModal (LPITEMIDLIST p_pstItemIdListRoot, HWND p_hParentWnd, std::string &p_rcRetStr, const std::string &p_rcTitle2, const ULONG p_ulFlags, const LPARAM p_lParam) throw ()

保護メンバ

virtual int BrowseCallbackProc (HWND p_hWnd, UINT p_uiMsg, LPARAM p_lParam, LPARAM p_lParamData)=0
 ・ダイアログプロシージャ。. より詳しく...


静的非公開メンバ

int CALLBACK PreBrowseCallbackProc (HWND p_hWnd, UINT p_uiMsg, LPARAM p_lParam, LPARAM p_lParamData)
 ・真のダイアログプロシージャを呼び出す前後処理をします。. より詳しく...


非公開属性

CFolderDialogData m_cThisData
 ・フォルダダイアログデータ。. より詳しく...


解説

・フォルダダイアログクラスです。.

 フォルダダイアログを表示するためのクラスです。
 ただし、このクラスだけでは表示できません。サブクラスを作成して KSCL::BrowseCallbackProc() を オーバーライドしてください。そのメンバ関数がダイアログプロシージャとして機能します。
 KSCL::CFolderDialogEx という便利なクラスがあるので、そちらを使うこともできます。
 ちなみにこのクラスでは ITEMIDLIST と文字列との変換機能は提供しません。
 変換は KSCL::CItemIdList を使用してください。


コンストラクタとデストラクタの解説

KSCL::CFolderDialog::CFolderDialog   throw ()
 

・コンストラクタ。.

 重要な初期化を行います。

KSCL::CFolderDialog::~CFolderDialog   throw () [virtual]
 

・デストラクタ。.

 特に何もしません。


メンバ関数の解説

LPITEMIDLIST KSCL::CFolderDialog::DoModal LPITEMIDLIST    p_pstItemIdListRoot,
HWND    p_hParentWnd,
std::string &    p_rcRetStr,
const std::string &    p_rcTitle2,
const ULONG    p_ulFlags,
const LPARAM    p_lParam
throw ()
 

 ダイアログを表示する時にこのメンバ関数を呼んでください。

戻り値:
ここに選択されたフォルダの ITEMIDLIST ポインタが返ります。キャンセルボタンが押されたときは NULL が返ります。
引数:
p_pstItemIdListRoot  ルートの LPITEMIDLIST です。「最初に開いておくフォルダ」ではありません。面倒なら 0 を渡してください。
p_hParentWnd  ダイアログの親ウィンドウのハンドルです。
p_rcRetStr  ここに選択したフォルダの名前が返ります。「コントロールパネル」とか。フルパスじゃありません。
p_rcTitle2  タイトルのすぐ下の説明文です。
p_ulFlags  表示フラグです。詳しくは BROWSEINFO のリファレンスを見てください。
p_lParam  ダイアログプロシージャに送られる整数値です。

int CALLBACK KSCL::CFolderDialog::PreBrowseCallbackProc HWND    p_hWnd,
UINT    p_uiMsg,
LPARAM    p_lParam,
LPARAM    p_lParamData
[static, private]
 

・真のダイアログプロシージャを呼び出す前後処理をします。.

 BrowseCallbackProc() のオーバーライド先を呼び出します。

戻り値:
真のダイアログプロシージャから返ってきた値。

virtual int KSCL::CFolderDialog::BrowseCallbackProc HWND    p_hWnd,
UINT    p_uiMsg,
LPARAM    p_lParam,
LPARAM    p_lParamData
[protected, pure virtual]
 

・ダイアログプロシージャ。.

 オーバーライドすれば、オーバーライド先のメンバ関数が呼ばれます。

KSCL::CFolderDialogExに実装されています.


メンバの解説

CFolderDialogData KSCL::CFolderDialog::m_cThisData [private]
 

・フォルダダイアログデータ。.

 ダイアログプロシージャに渡す、とても重要な情報です。


KSCL(KAB-studioClassLibrary)に対してThu Jun 12 09:54:55 2003に生成されました。 doxygen1.2.15