JavaA2Z

KAB-studio > プログラミング > JavaA2Z > ResourceBundleとは

ResourceBundle

日本語 資源束
英語 resource bundle
ふりがな りそーすばんどる
フリガナ リソースバンドル

解説

J2SEに含まれるクラスのひとつ。パッケージも含めたクラス名java.util.ResourceBundle。
リソースバンドルを使用するためのクラス
ResourceBundleクラスのgetBundle()メソッドで「プロパティファイル名」を指定することで、クラスファイルと同じディレクトリに置いてあるプロパティファイルの中から、適切なロケールファイルを探し出して取得する。
実際の値の取得は、getString()メソッドでキーを指定することで取得する。
 
厳密には、ResourceBundleはプロパティファイル「も」取得できるクラスであり、プロパティファイル専用のクラスではない。が、実際にはプロパティファイルを取得する場合によく使われる。

参考サイト


(KAB-studioからのおしらせです)

サンプルプログラム(とか)サンプルを別ウィンドウで表示サンプルをクリップボードへコピー(WindowsでIEの場合のみ)

// Sample.java
import java.util.ResourceBundle;

public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // リソースのひとつ、プロパティファイルを取得します。

        // クラスファイル(.classファイル)のあるディレクトリ、通常はbinディレクトリに
        // ApplicationResources.properties
        // というテキストファイルを作って、その中に次の文を記述してください。
        // sample.data=100

        // このリソースファイルを開いて、キーを元に値を取得します。
        // 拡張子を付けないリソースファイル名を指定します。
        ResourceBundle resourceBundle = ResourceBundle.getBundle( "ApplicationResources" );
        // キーを元に値を取得します。
        // キーは「sample.data」、値は=の右の「100」です。
        String value = resourceBundle.getString( "sample.data" );
        System.out.println( value );
        // 100

        // リソースファイルの中に日本語を入れる場合。
        // まず、さきほどのリソースファイルと同じディレクトリに
        // ApplicationResources_ja.txtというテキストファイルを作って、
        // その中に次の文を記述してください。
        // sample.name=あいうえお

        // 次に、コマンドラインでカレントディレクトリを
        // ApplicationResources_ja.txtファイルがあるディレクトリに変えてから、
        // 以下のコマンドを実行してください。
        // native2ascii ApplicationResources_ja.txt ApplicationResources_ja.properties

        // あとは同じように取得します。
        // リソースファイル名を指定する文字列が全く同じなのに注意してください。
        // つまり、「_ja」を付ける必要はありません。デフォルトのロケールが日本なので、
        // 日本の言語コード「ja」を元に自動的に付けられます。
        resourceBundle = ResourceBundle.getBundle( "ApplicationResources" );
        String name = resourceBundle.getString( "sample.name" );
        System.out.println( name );
        // あいうえお
    }
}
// Sample.java
import java.util.ResourceBundle;

public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // リソースのひとつ、プロパティファイルを取得します。

        // クラスファイル(.classファイル)のあるディレクトリ、通常はbinディレクトリに
        // ApplicationResources.properties
        // というテキストファイルを作って、その中に次の文を記述してください。
        // sample.data=100

        // このリソースファイルを開いて、キーを元に値を取得します。
        // 拡張子を付けないリソースファイル名を指定します。
        ResourceBundle resourceBundle = ResourceBundle.getBundle( "ApplicationResources" );
        // キーを元に値を取得します。
        // キーは「sample.data」、値は=の右の「100」です。
        String value = resourceBundle.getString( "sample.data" );
        System.out.println( value );
        // 100

        // リソースファイルの中に日本語を入れる場合。
        // まず、さきほどのリソースファイルと同じディレクトリに
        // ApplicationResources_ja.txtというテキストファイルを作って、
        // その中に次の文を記述してください。
        // sample.name=あいうえお

        // 次に、コマンドラインでカレントディレクトリを
        // ApplicationResources_ja.txtファイルがあるディレクトリに変えてから、
        // 以下のコマンドを実行してください。
        // native2ascii ApplicationResources_ja.txt ApplicationResources_ja.properties

        // あとは同じように取得します。
        // リソースファイル名を指定する文字列が全く同じなのに注意してください。
        // つまり、「_ja」を付ける必要はありません。デフォルトのロケールが日本なので、
        // 日本の言語コード「ja」を元に自動的に付けられます。
        resourceBundle = ResourceBundle.getBundle( "ApplicationResources" );
        String name = resourceBundle.getString( "sample.name" );
        System.out.println( name );
        // あいうえお
    }
}

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update:2005/06/03
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