JavaA2Z

KAB-studio > プログラミング > JavaA2Z > 入れ子とは

入れ子

日本語 入れ子
英語 nest
ふりがな いれご、いれこ
フリガナ イレゴ、イレコ

解説

あるものの中に、それと同種のものが入っていること。
 
物理的表現をすれば、「大きなつづらの中に中くらいのつづらが入っていて、その中くらいのつづらの中に小さなつづらが入っていて、小さなつづらの中にもっと小さなつづらが入っていて……」というような構造のことを「入れ子構造をしている」または単に「入れ子となっている」と表現する。
このつづらや、「マトリョーシカ人形」が該当する。
「つづら」という存在が中に含まれていると、さらにその中に「つづら」を入れられるため、物理的容積が許す限り「つづら」という種類の物体を入れることができる。
 
メタ」と似た構造と言えるが、メタが概念的なものを指すのに対し、入れ子は実際に存在する構造を指す。
実際、「つづらが入れ子になっている」のように、状態を表現する場合に使用されることが多い。入れ子は、システムそのものではなく、結果としての構造を指すということである。
 
Javaプログラミングでは、プログラム内の「ブロック」や、クラスの「内部クラス」、XMLの「タグ」が該当する。
ブロックの場合、入れ子を「ネスト」と言い、入れ子となるネストが増えるごとに「ネストが深くなる」と表現する。
コンピューターの世界では、入れ子は概念的ものであり、物理的制約を実質的に受けないため、いくらでも入れ子を深くすることができる。そのため、入れ子構造は非常によく使われる。
物理的にはありえないためイメージしにくいが、よく使われるため慣れておくことが望ましい。

参考サイト

  • (参考サイトはありません)

(KAB-studioからのおしらせです)

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// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // たとえば、ブロックの入れ子。
        {
            {
            }
        }

        // このように、「ブロックの中にブロック」
        // 「クラスの中にクラス」「タグの中にタグ」の
        // ような構造を「入れ子」と言います。
    }
}
// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // たとえば、ブロックの入れ子。
        {
            {
            }
        }

        // このように、「ブロックの中にブロック」
        // 「クラスの中にクラス」「タグの中にタグ」の
        // ような構造を「入れ子」と言います。
    }
}

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update:2005/11/30
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