何も指定していない場合にとりあえず指定される「初期値」「初期状態」のこと。
　
たとえば、変数を初期化していない場合にあらかじめ格納される値、つまり「初期値」のことを「デフォルト値」という。
また、コンストラクタの内、作成していなくても存在すると見なされる、引数を持たないコンストラクタのことを「デフォルトコンストラクタ」という。
また、アクセスコントロールにおいて、フィールドやメソッドにpublic、private、protectedのいずれも指定しないこと、つまり「無印」を「デフォルトのアクセスコントロール」と言う。
　
デフォルトは使用しないことが望ましい。
デフォルトの状態が使用される場合、「デフォルトの状態で指定された値や結果」を見ることは当然できない。デフォルトを使用するためにはその値や結果を記憶しておく必要があり、記憶の間違い等により問題が発生する可能性がある。
そのため、デフォルトは使用せず、デフォルトと同じとしても何らかの状態を指定した方がいいだろう。

「C言語やってるとその辺身に染みて分かるんだけどね……」
「あ、血の涙」