一般には「一覧形式の表」を意味する。
多くの場合連番が振られ、上から下に順番に項目が並ぶ表示形式を指す。
ただし、曖昧な言葉でもあるので、明確に「これがリスト」と決まっているわけではない。
　
Javaでは、一覧形式でデータを格納するために「配列」やArrayListクラスが用意されている。これらは連番によって順序付けて格納することができる。
画面表示用にはjava.awt.Listクラスといったものを使用する。
　
これらとは別に、プログラミング用語として「ソースファイルを表示・印刷したもの」を「リスト」と呼ぶ。
昔のBasic等は、プログラムに行番号を振り、1ファイルで管理しており、さらに画面表示の関係で常にプログラムを表示できなかったため、プログラムの表示を行うことを「リストを表示する」と呼んでいた。

「行番号って今でも本には印刷されてたりするけど」
「そうじゃなくて、コーディング時に書くの」

10 PRINT 100
20 PRINT 200
30 PRINT 300

「こうやって先頭に行番号を書くと、その順に実行されてたわけ。GOTOのラベルに使用したり、間に行を挿入しやすいように10ずつ増やしたり……どうしたの？」
「頭痛くなってきた……」