個別部品のテスト。
テストフェーズのひとつであり、最初に行うテスト。
クラスやメソッドといった、小さな部品単位で行うテスト。「結合テスト」「総合テスト」と異なり、他の部品との関連性を問うテストは行わない。
当然、他の部品との結合が密の部品はテストできない。そのため、クラスそれぞれががんじがらめに絡み合っているような場合、最悪プロジェクト全体で単体テストを行うようなこともある。
　
狭義には、JUnitによるテストプログラムを指す。
「ユニットテスト」とも呼ばれる。
クラス単位で、テストを行うためのクラスを作り、テスト対象のpublicメソッド単位でテストメソッドを作る。つまり、メソッドを呼び出し値をチェックするメソッドという、「テストをするプログラム」を作ることになる。
テストは自動的に行われ、また頻繁に行う事ができるため、常にプログラムの品質を保証することができる。さらに「テストファースト」を行うことでよりバグの少ないプログラムを作ることができる。

「単体テストがプロジェクト全体なんて、ありえないでしょ」
「いや、製造単位がAP層とPR層に分かれてるときなんか良くあるぞ」
「そうそう、仕様書なしでJSPだけ先に作れとかざらにあるって」
「……それ、最悪……」
「いいこともあるぞ」
「いいこと？」
「自分で作ったものがバグなしで一発で通ると、自分は神！！　とか浸れる」
「あー、わからなくもないけど、やっぱわからない」