インタープリター
日本語 | 翻訳者 |
英語 | interpreter |
ふりがな | いんたーぷりたー |
フリガナ | インタープリター |
ある言語を他の言語に翻訳すること。
プログラミング一般においては、「コンパイルしつつ実行するシステム」を指す。
Java以外のプログラミング言語では、プログラムを「実行できる言語」(多くの場合機械語)に翻訳する必要がある。多くの言語は「コンパイル」することで事前に翻訳しておく。
一部のプログラミング言語は、「コンパイル」を事前に行わず、実行時にプログラムを一行ずつコンパイルしそれを即座に実行する。この「コンパイルして実行」を行うシステムが「インタープリター」である。
インタープリターを持つ言語には、BASICやVisual Basic等がある。
Javaでは、Javaの実行システム、つまりjavaコマンドが「インタープリター」と言われる。
javaコマンドは、クラスファイル(拡張子が.classのファイル)を実行できる言語に翻訳し、それを実行する。
Javaが他の言語と異なる点は、すでに一度コンパイルを行い、ソースファイルからクラスファイルを作成しておいて、さらにそのクラスファイルをjavaコマンドが実行用に翻訳し実行する、という点である。
つまり、Javaでは「二度翻訳する」ことになる。
一度目の翻訳「コンパイル」では、プログラムが正しいかどうか確認し、あらゆる環境で実行できる「クラスファイル」の形に翻訳する。
二度目の翻訳「インタープリター」では、クラスファイルを読み込み実行環境用に翻訳しつつ実行する。
この「二重の翻訳」を行うことで、あらゆる環境で安全に実行することができる。
プログラミング一般においては、「コンパイルしつつ実行するシステム」を指す。
Java以外のプログラミング言語では、プログラムを「実行できる言語」(多くの場合機械語)に翻訳する必要がある。多くの言語は「コンパイル」することで事前に翻訳しておく。
一部のプログラミング言語は、「コンパイル」を事前に行わず、実行時にプログラムを一行ずつコンパイルしそれを即座に実行する。この「コンパイルして実行」を行うシステムが「インタープリター」である。
インタープリターを持つ言語には、BASICやVisual Basic等がある。
Javaでは、Javaの実行システム、つまりjavaコマンドが「インタープリター」と言われる。
javaコマンドは、クラスファイル(拡張子が.classのファイル)を実行できる言語に翻訳し、それを実行する。
Javaが他の言語と異なる点は、すでに一度コンパイルを行い、ソースファイルからクラスファイルを作成しておいて、さらにそのクラスファイルをjavaコマンドが実行用に翻訳し実行する、という点である。
つまり、Javaでは「二度翻訳する」ことになる。
一度目の翻訳「コンパイル」では、プログラムが正しいかどうか確認し、あらゆる環境で実行できる「クラスファイル」の形に翻訳する。
二度目の翻訳「インタープリター」では、クラスファイルを読み込み実行環境用に翻訳しつつ実行する。
この「二重の翻訳」を行うことで、あらゆる環境で安全に実行することができる。
参考サイト
- (参考サイトはありません)
// Sample.java
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
System.out.println( "実行されました。" );
}
}
/*
・javacコマンドによるコンパイル(一度目の翻訳)
ソース: project/src/
出力先: project/bin/
とします。
コンソールを開いて、projectディレクトリに移動してください。
> javac -d bin -classpath bin -sourcepath src src/Sample.java
でSample.javaソースファイルをコンパイルします。
以下のクラスファイルが作られます。
project/bin/Sample.class
・javaコマンドによる実行(二度目の翻訳)
> java -classpath bin Sample
実行されました。
この「二度の翻訳」を行うことで、「一度目の翻訳」で作成された
クラスファイルを、どの実行環境でも実行できるわけです。
*/
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
System.out.println( "実行されました。" );
}
}
/*
・javacコマンドによるコンパイル(一度目の翻訳)
ソース: project/src/
出力先: project/bin/
とします。
コンソールを開いて、projectディレクトリに移動してください。
> javac -d bin -classpath bin -sourcepath src src/Sample.java
でSample.javaソースファイルをコンパイルします。
以下のクラスファイルが作られます。
project/bin/Sample.class
・javaコマンドによる実行(二度目の翻訳)
> java -classpath bin Sample
実行されました。
この「二度の翻訳」を行うことで、「一度目の翻訳」で作成された
クラスファイルを、どの実行環境でも実行できるわけです。
*/
// Sample.java public class Sample { public static void main( String[] args ) { System.out.println( "実行されました。" ); } } /* ・javacコマンドによるコンパイル(一度目の翻訳) ソース: project/src/ 出力先: project/bin/ とします。 コンソールを開いて、projectディレクトリに移動してください。 > javac -d bin -classpath bin -sourcepath src src/Sample.java でSample.javaソースファイルをコンパイルします。 以下のクラスファイルが作られます。 project/bin/Sample.class ・javaコマンドによる実行(二度目の翻訳) > java -classpath bin Sample 実行されました。 この「二度の翻訳」を行うことで、「一度目の翻訳」で作成された クラスファイルを、どの実行環境でも実行できるわけです。 */