CharArrayWriterとは : JavaA2Z

CharArrayWriter

日本語	文字配列書記
英語	char array writer
ふりがな	きゃらあれいらいたー
フリガナ	キャラアレイライター

J2SEに含まれるクラスのひとつ。パッケージも含めたクラス名はjava.io .CharArrayWriter。
ストリームクラス。Writer クラスのサブクラスであり、文字出力ストリームクラスである。
文字出力ストリームクラスの中では「出力先」に位置する。
対になる入力側のクラスはCharArrayReader クラスである。
　
char 型配列に文字を出力する文字出力ストリームクラス。
内部にchar 型配列のフィールドを持ち、出力した文字をこの配列に格納していく。配列のサイズは自動的に拡大されるため、要素数を超える心配は必要ない。
ストリームの操作で文字列を追加していく場合に使用する。
機能的にはStringWriter クラスとほぼ同じ。
　
CharArrayWriterクラスのインスタンスを作成することで、char 型配列のインスタンスも作成しフィールドとして持つ。
CharArrayWriterクラスのwrite()メソッドで出力する。write()メソッドは、int 型、char 型の配列、String クラス等にオーバーロードされているため、たいがいの形式の文字列を渡すことができる。
引数がint 型のwrite()メソッドは、実際にはchar 型の値を受け取る。char 型の範囲、つまり0x00000000～0x0000FFFFの範囲の値のみを受け取り、それより大きな値は右4バイトのみ取り出し出力する。
内部のchar 型配列は、toString ()メソッドで文字列化し取得することができる。また、toCharArray()メソッドで配列そのままの形で取得することもできる。
処理終了後はclose ()メソッドを呼び終了処理を行う。

参考サイト

J2SE CharArrayWriter

(KAB-studioからのおしらせです)

// Sample.java
import java.io.CharArrayWriter;
import java.io.IOException;

public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        CharArrayWriter charArrayWriter = null;
        try
        {
            // CharArrayWriterクラスを作ります。
            charArrayWriter = new CharArrayWriter();

            // 文字を書き込みます。
            charArrayWriter.write( 'あ' );
            charArrayWriter.write( 'い' );
            charArrayWriter.write( 'う' );
            // 文字列を書き込むこともできます。
            charArrayWriter.write( "えお" );

            // 出力した文字を文字列として取得します。
            String string = charArrayWriter.toString();
            System.out.println( string );
            // あいう

            // このように、文字をCharArrayWriterクラスの中に
            // 出力することができます。
        }
        catch( IOException e )
        {
            // 出力時にエラーがあると、この
            // IOException例外が投げられます。
            e.printStackTrace();
        }
        finally
        {
            // 最後にclose()メソッドを呼んで後処理をします。
            // また、これは必ず行うため、finally内で行います。
            if( charArrayWriter != null )
            {
                charArrayWriter.close();
            }
        }
    }
}

// Sample.java
import java.io.CharArrayWriter;
import java.io.IOException;

public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        CharArrayWriter charArrayWriter = null;
        try
        {
            // CharArrayWriterクラスを作ります。
            charArrayWriter = new CharArrayWriter();

            // 文字を書き込みます。
            charArrayWriter.write( 'あ' );
            charArrayWriter.write( 'い' );
            charArrayWriter.write( 'う' );
            // 文字列を書き込むこともできます。
            charArrayWriter.write( "えお" );

            // 出力した文字を文字列として取得します。
            String string = charArrayWriter.toString();
            System.out.println( string );
            // あいう

            // このように、文字をCharArrayWriterクラスの中に
            // 出力することができます。
        }
        catch( IOException e )
        {
            // 出力時にエラーがあると、この
            // IOException例外が投げられます。
            e.printStackTrace();
        }
        finally
        {
            // 最後にclose()メソッドを呼んで後処理をします。
            // また、これは必ず行うため、finally内で行います。
            if( charArrayWriter != null )
            {
                charArrayWriter.close();
            }
        }
    }
}

「みだし」に含まれているページ

CharArrayWriter

「解説」に含まれているページ

「サンプルプログラムとか」に含まれているページ

users

update:2005/11/10

このページは、Javaプログラミング言語についての用語を網羅した辞書「JavaA2Z」の一ページです。
詳しくは「JavaA2Z」表紙の説明をご覧ください。