標準エラー出力とは : JavaA2Z

標準エラー出力

日本語	標準不正出力
英語	standard error output
ふりがな	ひょうじゅんえらーしゅつりょく
フリガナ	ヒョウジュンエラーシュツリョク

標準入出力の機能のひとつ。
OSの機能としての画面出力機能。コンソールに文字列を出力したり、ファイルに書き出したりすることができる。ただしこれらはOS側の問題であるため、プログラム側で出力先を取得したり選択することはできない。
基本的機能は標準出力と同じ。出力先の選択方法が標準出力と異なるため、たとえば標準出力をファイルに出力するよう指定していても、標準エラー出力はファイルには出力されずコンソールに出力される。
そのため、正しい出力用ではなく、デバッグ時のメッセージ出力等に使用される。
　
JavaではSystem.err 変数が標準エラー出力を行う変数である。クラス等やその他性質は標準出力のSystem.outと同じである。
Eclipseの場合、標準出力は青い文字、標準エラー出力は赤い文字で出力される。

参考サイト

J2SE System

(KAB-studioからのおしらせです)

// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // 標準エラー出力に出力します。
        System.err.println( "標準エラー出力" );
        // 標準エラー出力

        // Eclipseだと、標準エラー出力は赤色で出ます。
        // 標準出力は青色なので見た目で分かります。
        System.out.println( "標準出力" );
        // 標準出力
    }
}

// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // 標準エラー出力に出力します。
        System.err.println( "標準エラー出力" );
        // 標準エラー出力

        // Eclipseだと、標準エラー出力は赤色で出ます。
        // 標準出力は青色なので見た目で分かります。
        System.out.println( "標準出力" );
        // 標準出力
    }
}

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update:2005/05/09

このページは、Javaプログラミング言語についての用語を網羅した辞書「JavaA2Z」の一ページです。
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