プログラムを書く人。
一般に、プログラムの作成を専門に行う人のことを指す。つまり、システムやプログラム全体の設計を行う人や、顧客との折衝を行う人のことを「プログラマー」とは呼ばない。
　
プログラムを作成する以外に能力がない、という点で卑下される役職であると同時に、プログラムの作成を専門職とする腕利きの技術者、という点で尊敬される役職でもある。
それこそ、ホームページからコピペするだけの「プログラマー」から、他の人間が持ち得ない知識と経験を武器に圧倒的速さと正確さでプログラムを組み上げる「プログラマー」まで、「プログラマー」と言ってもピンからキリまでいる。医師のように国家試験があるわけでもなく、「自称プログラマー」がすなわち「プログラマー」である。
「プログラマー」という言葉が示す役職は、その能力や技術を計るためのものではなく、むしろ「プログラムを組むこと以外はしなくていい」という、他の役職との差異を示すための単語と考えた方がいいだろう。

「人によってプログラマーに対する評価って違うよね」
「まーな、俺はプログラマーよりもSEやコンサルの方が上だと思うし」
「私は歳取っても役職に就かないで一プログラマーの方がいいなー」
「価値観の違いってやつか」
「ってゆーかなんでこんな単語必要なの？」
「『ログ』の誤爆回避」
「あー……」