整数リテラル
日本語 | 整数定数値 |
英語 | integer literal |
ふりがな | せいすうりてらる |
フリガナ | セイスウリテラル |
リテラルのひとつ。
整数を表す定数値。プログラムに整数値を書くと、整数リテラルと見なされる。
プログラムに「数字から始まり、小数点を含まない単語」を書くと、この単語は整数リテラルと見なさる。
たとえば「int i = 100;」とプログラムに書いた場合、「100」が整数リテラルである。
整数リテラルは、実行時に「書いた値のint型定数値」となる。この値をint型変数に代入したり、int型の引数に渡したりすることができる。
整数リテラルは、int型の値である。
そのため、int型のサイズを超えた整数値(たとえば2147483648)を整数リテラルで表現しようとするとコンパイルエラーとなる。
その場合には末尾に「L」もしくは「l」を付けることで、int型ではなくlong型となる。詳しくは「L」の項目を参照。
整数リテラルはint型の値だが、int型より小さなサイズの変数へと代入することができる。
たとえば「byte bt = 100;」はコンパイルエラーにならず、byte型変数btにちゃんと100が格納される。
これは整数リテラルが「定数式」だからである。詳しくは「定数式」の項目を参照。
16進数表記で整数リテラルを表現する場合には先頭に「0x」もしくは「0X」を付ける。
また、8進数表記で整数リテラルを表現する場合には先頭に「0」を付ける。
残念ながら2進数で表記する方法はない。
整数を表す定数値。プログラムに整数値を書くと、整数リテラルと見なされる。
プログラムに「数字から始まり、小数点を含まない単語」を書くと、この単語は整数リテラルと見なさる。
たとえば「int i = 100;」とプログラムに書いた場合、「100」が整数リテラルである。
整数リテラルは、実行時に「書いた値のint型定数値」となる。この値をint型変数に代入したり、int型の引数に渡したりすることができる。
整数リテラルは、int型の値である。
そのため、int型のサイズを超えた整数値(たとえば2147483648)を整数リテラルで表現しようとするとコンパイルエラーとなる。
その場合には末尾に「L」もしくは「l」を付けることで、int型ではなくlong型となる。詳しくは「L」の項目を参照。
整数リテラルはint型の値だが、int型より小さなサイズの変数へと代入することができる。
たとえば「byte bt = 100;」はコンパイルエラーにならず、byte型変数btにちゃんと100が格納される。
これは整数リテラルが「定数式」だからである。詳しくは「定数式」の項目を参照。
16進数表記で整数リテラルを表現する場合には先頭に「0x」もしくは「0X」を付ける。
また、8進数表記で整数リテラルを表現する場合には先頭に「0」を付ける。
残念ながら2進数で表記する方法はない。
参考サイト
- (参考サイトはありません)
// Sample.java
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// 「数字から始まる、小数点を含まない単語」は
// 整数リテラルとなります。
// これが整数リテラルです。
// ↓
int i = 100;
System.out.println( i );
// 100
// この、プログラム上に書いた「100」という数字が、
// 実行時に「100」という定数値となって処理されます。
// この例だと、変数iに「100」が格納されます。
// 整数リテラルはint型です。
// なので、そのサイズを超えた整数リテラルは
// コンパイルエラーになります。
// ※コンパイルエラーの例
// long lNG1 = 2147483648;
// ※エラーメッセージ
// 型 int のリテラル 2147483649 は範囲外です
// ※コンパイルエラーの例ここまで
// この場合、末尾に「L」もしくは「l」を付けると
// long型になります。
long l = 2147483648L;
System.out.println( l );
// 2147483648
// 整数リテラルはint型ですが、整数リテラルは「定数式」
// でもあるため、暗黙的なナローイング変換が行われるため、
// short型やbyte型といったint型より小さなサイズの変数にも
// 代入できます。
byte bt = 100;
System.out.println( bt );
// 100
// 16進数表記を使用する場合には、頭に「0x」か「0X」を
// 付けます。
int iHex = 0x0A;
System.out.println( iHex );
System.out.println( Integer.toHexString( iHex ) );
// 10
// a
// 8進数表記を使用する場合には、頭に「0」を付けます。
int iOct = 021;
System.out.println( iOct );
System.out.println( Integer.toOctalString( iOct ) );
// 17
// 21
}
}
public class Sample
{
public static void main( String[] args )
{
// 「数字から始まる、小数点を含まない単語」は
// 整数リテラルとなります。
// これが整数リテラルです。
// ↓
int i = 100;
System.out.println( i );
// 100
// この、プログラム上に書いた「100」という数字が、
// 実行時に「100」という定数値となって処理されます。
// この例だと、変数iに「100」が格納されます。
// 整数リテラルはint型です。
// なので、そのサイズを超えた整数リテラルは
// コンパイルエラーになります。
// ※コンパイルエラーの例
// long lNG1 = 2147483648;
// ※エラーメッセージ
// 型 int のリテラル 2147483649 は範囲外です
// ※コンパイルエラーの例ここまで
// この場合、末尾に「L」もしくは「l」を付けると
// long型になります。
long l = 2147483648L;
System.out.println( l );
// 2147483648
// 整数リテラルはint型ですが、整数リテラルは「定数式」
// でもあるため、暗黙的なナローイング変換が行われるため、
// short型やbyte型といったint型より小さなサイズの変数にも
// 代入できます。
byte bt = 100;
System.out.println( bt );
// 100
// 16進数表記を使用する場合には、頭に「0x」か「0X」を
// 付けます。
int iHex = 0x0A;
System.out.println( iHex );
System.out.println( Integer.toHexString( iHex ) );
// 10
// a
// 8進数表記を使用する場合には、頭に「0」を付けます。
int iOct = 021;
System.out.println( iOct );
System.out.println( Integer.toOctalString( iOct ) );
// 17
// 21
}
}
// Sample.java public class Sample { public static void main( String[] args ) { // 「数字から始まる、小数点を含まない単語」は // 整数リテラルとなります。 // これが整数リテラルです。 // ↓ int i = 100; System.out.println( i ); // 100 // この、プログラム上に書いた「100」という数字が、 // 実行時に「100」という定数値となって処理されます。 // この例だと、変数iに「100」が格納されます。 // 整数リテラルはint型です。 // なので、そのサイズを超えた整数リテラルは // コンパイルエラーになります。 // ※コンパイルエラーの例 // long lNG1 = 2147483648; // ※エラーメッセージ // 型 int のリテラル 2147483649 は範囲外です // ※コンパイルエラーの例ここまで // この場合、末尾に「L」もしくは「l」を付けると // long型になります。 long l = 2147483648L; System.out.println( l ); // 2147483648 // 整数リテラルはint型ですが、整数リテラルは「定数式」 // でもあるため、暗黙的なナローイング変換が行われるため、 // short型やbyte型といったint型より小さなサイズの変数にも // 代入できます。 byte bt = 100; System.out.println( bt ); // 100 // 16進数表記を使用する場合には、頭に「0x」か「0X」を // 付けます。 int iHex = 0x0A; System.out.println( iHex ); System.out.println( Integer.toHexString( iHex ) ); // 10 // a // 8進数表記を使用する場合には、頭に「0」を付けます。 int iOct = 021; System.out.println( iOct ); System.out.println( Integer.toOctalString( iOct ) ); // 17 // 21 } }