JavaA2Z

KAB-studio > プログラミング > JavaA2Z > 整数リテラルとは

整数リテラル

日本語 整数定数値
英語 integer literal
ふりがな せいすうりてらる
フリガナ セイスウリテラル

解説

リテラルのひとつ。
整数を表す定数値。プログラム整数値を書くと、整数リテラルと見なされる。
 
プログラムに「数字から始まり、小数点を含まない単語」を書くと、この単語は整数リテラルと見なさる。
たとえば「int i = 100;」とプログラムに書いた場合、「100」が整数リテラルである。
整数リテラルは、実時に「書いた値のint定数値」となる。この値をint変数代入したり、int引数に渡したりすることができる。

整数リテラルは、intの値である。
そのため、intのサイズを超えた整数値(たとえば2147483648)を整数リテラルで表現しようとするとコンパイルエラーとなる。
その場合には末尾に「L」もしくは「l」を付けることで、intではなくlongとなる。詳しくは「L」の項目を参照
 
整数リテラルはintの値だが、intより小さなサイズの変数へと代入することができる。
たとえば「byte bt = 100;」はコンパイルエラーにならず、byte変数btにちゃんと100が格納される。
これは整数リテラルが「定数式」だからである。詳しくは「定数式」の項目を参照
 
16進数表記で整数リテラルを表現する場合には先頭に「0x」もしくは「0X」を付ける。
また、8進数表記で整数リテラルを表現する場合には先頭に「0」を付ける。
残念ながら2進数で表記する方法はない。

参考サイト

  • (参考サイトはありません)

(KAB-studioからのおしらせです)

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// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // 「数字から始まる、小数点を含まない単語」は
        // 整数リテラルとなります。

        // これが整数リテラルです。
        //       ↓
        int i = 100;
        System.out.println( i );
        // 100

        // この、プログラム上に書いた「100」という数字が、
        // 実行時に「100」という定数値となって処理されます。
        // この例だと、変数iに「100」が格納されます。

        // 整数リテラルはint型です。
        // なので、そのサイズを超えた整数リテラルは
        // コンパイルエラーになります。
        // ※コンパイルエラーの例
        // long lNG1 = 2147483648;
        // ※エラーメッセージ
        // 型 int のリテラル 2147483649 は範囲外です
        // ※コンパイルエラーの例ここまで

        // この場合、末尾に「L」もしくは「l」を付けると
        // long型になります。
        long l = 2147483648L;
        System.out.println( l );
        // 2147483648

        // 整数リテラルはint型ですが、整数リテラルは「定数式」
        // でもあるため、暗黙的なナローイング変換が行われるため、
        // short型やbyte型といったint型より小さなサイズの変数にも
        // 代入できます。
        byte bt = 100;
        System.out.println( bt );
        // 100

        // 16進数表記を使用する場合には、頭に「0x」か「0X」を
        // 付けます。
        int iHex = 0x0A;
        System.out.println( iHex );
        System.out.println( Integer.toHexString( iHex ) );
        // 10
        // a

        // 8進数表記を使用する場合には、頭に「0」を付けます。
        int iOct = 021;
        System.out.println( iOct );
        System.out.println( Integer.toOctalString( iOct ) );
        // 17
        // 21
    }
}
// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // 「数字から始まる、小数点を含まない単語」は
        // 整数リテラルとなります。

        // これが整数リテラルです。
        //       ↓
        int i = 100;
        System.out.println( i );
        // 100

        // この、プログラム上に書いた「100」という数字が、
        // 実行時に「100」という定数値となって処理されます。
        // この例だと、変数iに「100」が格納されます。

        // 整数リテラルはint型です。
        // なので、そのサイズを超えた整数リテラルは
        // コンパイルエラーになります。
        // ※コンパイルエラーの例
        // long lNG1 = 2147483648;
        // ※エラーメッセージ
        // 型 int のリテラル 2147483649 は範囲外です
        // ※コンパイルエラーの例ここまで

        // この場合、末尾に「L」もしくは「l」を付けると
        // long型になります。
        long l = 2147483648L;
        System.out.println( l );
        // 2147483648

        // 整数リテラルはint型ですが、整数リテラルは「定数式」
        // でもあるため、暗黙的なナローイング変換が行われるため、
        // short型やbyte型といったint型より小さなサイズの変数にも
        // 代入できます。
        byte bt = 100;
        System.out.println( bt );
        // 100

        // 16進数表記を使用する場合には、頭に「0x」か「0X」を
        // 付けます。
        int iHex = 0x0A;
        System.out.println( iHex );
        System.out.println( Integer.toHexString( iHex ) );
        // 10
        // a

        // 8進数表記を使用する場合には、頭に「0」を付けます。
        int iOct = 021;
        System.out.println( iOct );
        System.out.println( Integer.toOctalString( iOct ) );
        // 17
        // 21
    }
}

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update:2010/04/08
このページは、Javaプログラミング言語についての用語を網羅した辞書「JavaA2Z」の一ページです。
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