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記号のひとつ。
　
Javaプログラムでは特定の機能を持たないため、基本的に使用することはない。
一応「記号」のため、変数名等の識別子に使用することはできない。

その他に、Javaでは、特定のクラスの非staticメソッド及び非staticフィールドを「文章表現」する場合にこの表記を使用することがある。
たとえば、StringクラスのtoString()メソッドを「String#toString()」と表記する。
ただし、あくまで文章表現であり、当然プログラム中では使用できない。
また、十分広まっている記法とは言い切れないため、あらゆる場面で通用するとは限らない。
　
一般には「ナンバー」、つまり番号を意味する記号として使用される。
たとえば「#3」は「ナンバー3」もしくは「3番」という意味となる。

(KAB-studioからのおしらせです)

// Sample.java
public class Sample
{
    public static void main( String[] args )
    {
        // 「#」を識別子に使用することはできません。

        // ※コンパイルエラーの例
        int a#b = 0;
        // ※エラーメッセージ
        // トークン "Invalid Character" に構文エラーがあります。
        // 正しくは ; です
        // ※コンパイルエラーの例ここまで
    }


    // 「#」は特定のクラスの非staticなフィールドやメソッドを
    // 示す時に使われます。
    // たとえば↓↓↓のメソッドは「Sample#test」と表記します。
    public void test()
    {
    }
}