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名前空間 KSCL の解説


構成

class  IParameterContext
 ・コマンドラインパラメーター用インターフェイスです。. より詳しく...

class  CParameterContext
 ・コマンドラインパラメーターを実際に持つクラスです。. より詳しく...

class  COneParameterInfoBase
 ・パラメーターの位置情報等を格納するクラス. より詳しく...

class  CParameterParser
 CParameterParser. より詳しく...

class  IParameter
 ・パラメーターのインターフェイスです。. より詳しく...

class  CArgument
 ・引数全体を表すクラスです。. より詳しく...

class  CNormalParameter
 ・パラメーターを表すクラスです。. より詳しく...

class  CSwitch
 ・パラメーターリストを表すクラスです。. より詳しく...

class  CDesktopFolder
 ・ LPSHELLFOLDER 管理用クラスです。. より詳しく...

class  CItemIdList
 ・ LPITEMIDLIST 管理用クラスです。. より詳しく...

class  CFolderDialog
 ・フォルダダイアログクラスです。. より詳しく...

struct  CFolderDialogData
 ・フォルダダイアログのデータを格納するための構造体。. より詳しく...

class  CFolderDialogEx
 ・フォルダダイアログクラスのちょっと便利バージョンです。. より詳しく...

class  CConstantsRegister
 KSCL プレデファインの「定数・文字列登録クラス」です。. より詳しく...

class  CAssertionError
 KSCL_ASSERT_EXCP() から投げられる例外です。. より詳しく...

class  ADialog
 ・ダイアログ用インターフェイスです。. より詳しく...

class  IHwnd
 ・ダイアログの HWND を返すためだけのインターフェイスです。. より詳しく...

class  CDialogCtrlData
 ・ダイアログコントロール情報管理クラスです。. より詳しく...

class  CEdit
 ・エディットボックス操作用クラス。. より詳しく...

class  CRadioButton
 ・ラジオボタン操作用クラス。. より詳しく...

class  CRadioButtonIdPred
 ラジオボタン検索用プレディケートです。. より詳しく...

class  CRadioButtonGroup
 ・ラジオボタンをまとめるクラスです。. より詳しく...

class  CComboBox
 ・コンボボックス操作用クラス。. より詳しく...

class  CWin32ErrorException
 ・ウィンドウズエラー用例外クラスです。. より詳しく...

class  CEventChain
 ・イベントハンドラクラスの基底クラス。. より詳しく...

class  CEventBegin
 ・チェーンの「最初」になるハンドラクラスです。. より詳しく...

class  CEventEnd
 ・チェーンの「最後」になるハンドラクラスです。. より詳しく...

class  C_WM_CREATE
 ・ WM_CREATE. より詳しく...

class  C_WM_RBUTTONUP
 ・ WM_RBUTTONUP. より詳しく...

class  C_WM_PAINT
 ・ WM_PAINT. より詳しく...

class  C_DRAW
 C_DRAW. より詳しく...

class  C_WM_DESTROY
 ・ WM_DESTROY. より詳しく...

class  C_WM_INITDIALOG
 ・ WM_INITDIALOG. より詳しく...

class  C_WM_COMMAND
 ・ WM_COMMAND. より詳しく...

class  C_IDOK
 ・ IDOK. より詳しく...

class  C_IDCANCEL
 ・ IDCANCEL. より詳しく...

class  C_BN_CLICKED
 ・ BN_CLICKED. より詳しく...

class  CEventUtil
 ・イベントハンドラ用のユーティリティクラスです。. より詳しく...

class  CEventData
 ・イベントハンドラ用データを管理するクラス。. より詳しく...

class  IFileIOUtil
 ファイル入出力を行うクラスのインターフェイスです。. より詳しく...

class  CFileIOUtil
 ・ファイル入出力を行うクラスです。. より詳しく...

class  IFileUtil
 ファイル操作を行うクラスのインターフェイスです。. より詳しく...

class  CFileUtil
 ファイル操作を行うクラスです。. より詳しく...

class  IFileData
 ファイル情報のインターフェイスです。. より詳しく...

class  CFileData
 ファイル情報格納クラスです。. より詳しく...

class  CSetCurrentFolder
 カレントフォルダをセットするクラスです。. より詳しく...

class  CFindFiles
 ・ファイルを検索するためのクラスです。. より詳しく...

class  CNoParaClassCaller
 ・クラスのメンバ関数を呼び出す関数オブジェクト(引数なし)です。. より詳しく...

class  CUnaryClassCaller
 ・クラスのメンバ関数を呼び出す関数オブジェクト(引数ひとつ)です。. より詳しく...

class  CBinaryClassCaller
 ・クラスのメンバ関数を呼び出す関数オブジェクト(引数ふたつ)です。. より詳しく...

class  IIniAccesserBase
 CRegistryAccesser 等のインターフェイスです。. より詳しく...

class  CRegistryAccesser
 ・ レジストリへとアクセスします。. より詳しく...

class  CIniAccesser
 ・ ini ファイルへとアクセスします。. より詳しく...

class  CIniStringsAccesser
 ・文字列化された ini ファイルへとアクセスします。. より詳しく...

class  IMain
 ・アプリケーションの中心になるクラスのインターフェイス。. より詳しく...

class  CTextMain
 ・コンソール用アプリケーションクラス。. より詳しく...

class  CWinMain
 ・普通のウィンドウズアプリ用クラス。. より詳しく...

class  CDeleter
 delete を呼び出すだけの関数オブジェクトです。. より詳しく...

class  CDeleteInDestruct
 なくなるときに、参照先コンテナの各要素に delete を行います。. より詳しく...

class  CVirtualAlloc
 ・ VirtualAllocEx() で確保されるメモリを管理します。. より詳しく...

class  CMemoryLeakDetector
 ・メモリリーク検出を行うためのクラスです。. より詳しく...

class  CReceiveBuffer
 データを受け取るためだけのクラスです。. より詳しく...

class  tFuncBaseClass
 ・クラステンプレート用の基底クラスです。. より詳しく...

class  force_cast
 ・なんでもキャストします。. より詳しく...

class  CDomainedNumber
 ・上限値と下限値を持つ値を管理するクラスです。. より詳しく...

class  CConstants
 ・整数値マッピングを実現するクラスです。. より詳しく...

class  debug_streambuf
 ・デバッグ出力用バッファクラス。. より詳しく...

class  CSingleton
 ・ Singleton 機能を実現するクラスです。. より詳しく...

class  CSocketException
 ・ソケットクラス用例外クラスです。. より詳しく...

class  CWsaData
 ・ WSADATA 構造体管理用クラス。. より詳しく...

class  CSocketBase
 ・ソケット接続用インターフェイスです。. より詳しく...

class  CSocketClient
 ・クライアントソケット接続クラスです。. より詳しく...

class  CSocketServer
 ・サーバーソケット接続クラスです。. より詳しく...

class  CWinShiftJisChars
 ・Windows Shift-JIS 文字についての情報を格納するクラスです。. より詳しく...

class  CWinShiftJisStringUtil
 ・ウィンドウズ用文字列操作クラス。. より詳しく...

class  CReceiveString
 文字列を受け取るためだけのクラスです。. より詳しく...

class  CStructuredException
 ・構造化例外が発生したときに投げられるクラスです。. より詳しく...

class  CThread
 ・スレッドクラスです。. より詳しく...

struct  CThreadData
 ・スレッドのデータを格納するための構造体。. より詳しく...

class  CFuncThread
 ・特定のメンバ関数を別スレッドとして呼び出すためのクラスです。. より詳しく...

class  CTimeUtil
 ・時間関係のユーティリティクラス。. より詳しく...

class  CChangeSystemTime
 ・時間を変えて元に戻すクラス。. より詳しく...

class  CTimer
 ・タイマークラスです。. より詳しく...

class  COutputTraceBase
 ・トレース機能を提供する基本クラスです。. より詳しく...

class  COutputTrace
 ・トレース出力するクラスです。. より詳しく...

class  COutputTraceCreater
 COutputTrace インスタンスを作成する関数オブジェクトクラス。. より詳しく...

class  CVersionInfo
 ・バージョン情報を取得するためのクラスです。. より詳しく...

class  CWindowMessage
 ウィンドウメッセージ用ユーティリティクラスです。. より詳しく...

class  CWindowSeeker
 ・ウィンドウを探してくるクラスです。. より詳しく...

class  CInstanceUtil
 ・ウィンドウズインスタンスユーティリティクラス。. より詳しく...

class  CProcessHandle
 ・プロセスハンドルを管理するクラスです。. より詳しく...


型定義

typedef CWinShiftJisStringUtil::type_Chars type_Chars
 暫定的な、文字情報型の型定義。. より詳しく...

typedef CWinShiftJisStringUtil::type_string type_string
 暫定的な、文字列型の型定義。. より詳しく...

typedef CSingleton< COutputTrace,
COutputTraceCreater
COutputTraceSingleton
 COutputTrace を Singleton 化して使用するための型定義。. より詳しく...


関数

template<class type_InputIterator, class type_Value, class type_Functional> void for_each_true_false (type_InputIterator p_CurrentIter, type_InputIterator p_EndIter, const type_Value &p_Value, type_Functional p_FunctionalTrue, type_Functional p_FunctionalFalse)
 ・値が一致するかしないかで別の関数オブジェクトを呼びます。. より詳しく...

template<class type_InputIterator, class type_Predicate, class type_Functional> void for_each_true_false_if (type_InputIterator p_CurrentIter, type_InputIterator p_EndIter, type_Predicate p_Predicate, type_Functional p_FunctionalTrue, type_Functional p_FunctionalFalse)
 ・値が一致するかしないかで別の関数オブジェクトを呼びます。. より詳しく...

void AssertExcpBase (const std::string &p_rcExpressionStr, const std::string &p_rcFilePathStr, const unsigned int p_uiLineNo, const std::string &p_rcMsgStr) throw ( CAssertionError )
 実際に例外を投げる関数です。. より詳しく...

void AssertExcp (const std::string &p_rcExpressionStr, const std::string &p_rcFilePathStr, const unsigned int p_uiLineNo) throw ( CAssertionError )
template<class type_ErrorMsg> void AssertExcp (const std::string &p_rcExpressionStr, const std::string &p_rcFilePathStr, const unsigned int p_uiLineNo, type_ErrorMsg p_Msg) throw ( CAssertionError )
 例外を投げる関数です。. より詳しく...

void _Decoy ()
 ・謎のコンパイルエラーを避けるための関数です。. より詳しく...

int DebugAllocInit ()
void DebugAllocClose (const int p_iOldState)
BOOL b2B (bool p_b) throw ()
 ・bool から BOOL へと変換します。. より詳しく...

bool B2b (BOOL p_b) throw ()
 ・BOOL から bool へと変換します。. より詳しく...

std::ostream coutd (&g_debug_stream_buf)
 ・ウィンドウズ標準デバッグアウトプットへ出力するストリームです。. より詳しく...

std::ostream & endsd (std::ostream &p_rcOStrm)
 ・ cerrd に渡してデバッグアウトプットへ出力させるマニピュレーターです。. より詳しく...


変数

CRITICAL_SECTION g_stCriticalSection
 ・クリティカルセクション用構造体。. より詳しく...

ADialogg_paDialog
 ・直前に作られたダイアログのダイアログプロシージャを持つ ADialog クラスへのポインタ。. より詳しく...

debug_streambuf g_debug_stream_buf
 KSCL::coutd が使用するストリームバッファです。. より詳しく...

std::ostringstream cerrd
 ウィンドウズ標準デバッグアウトプットへ出力するストリームです。. より詳しく...

std::ostream coutd
 ・ウィンドウズ標準デバッグアウトプットへ出力するストリームです。. より詳しく...


型定義の解説

typedef CWinShiftJisStringUtil::type_Chars KSCL::type_Chars
 

暫定的な、文字情報型の型定義。.

typedef CWinShiftJisStringUtil::type_string KSCL::type_string
 

暫定的な、文字列型の型定義。.

typedef CSingleton< COutputTrace, COutputTraceCreater > KSCL::COutputTraceSingleton
 

COutputTrace を Singleton 化して使用するための型定義。.

実際に COutputTrace を使用する場合には COutputTraceSingleton::GetRef() で取得した COutputTrace への参照を使ってください。この参照はアプリケーション内でたったひとつだけ存在します。


関数の解説

template<class type_InputIterator, class type_Value, class type_Functional>
void for_each_true_false type_InputIterator    p_CurrentIter,
type_InputIterator    p_EndIter,
const type_Value &    p_Value,
type_Functional    p_FunctionalTrue,
type_Functional    p_FunctionalFalse
 

・値が一致するかしないかで別の関数オブジェクトを呼びます。.

template<class type_InputIterator, class type_Predicate, class type_Functional>
void for_each_true_false_if type_InputIterator    p_CurrentIter,
type_InputIterator    p_EndIter,
type_Predicate    p_Predicate,
type_Functional    p_FunctionalTrue,
type_Functional    p_FunctionalFalse
 

・値が一致するかしないかで別の関数オブジェクトを呼びます。.

void KSCL::AssertExcpBase const std::string &    p_rcExpressionStr,
const std::string &    p_rcFilePathStr,
const unsigned int    p_uiLineNo,
const std::string &    p_rcMsgStr
throw ( CAssertionError )
 

実際に例外を投げる関数です。.

 CAssertionError を throw します。
 この関数を直接呼ばないでください。

引数:
p_rcExpressionStr  KSCL_ASSERT_EXCP() に掛けられた式。
p_rcFilePathStr  KSCL_ASSERT_EXCP() が記述されたファイルのフルパス。
p_uiLineNo  KSCL_ASSERT_EXCP() が記述された行。
p_rcMsgStr  付加するメッセージ。空文字列の場合には付加しません。

void KSCL::AssertExcp const std::string &    p_rcExpressionStr,
const std::string &    p_rcFilePathStr,
const unsigned int    p_uiLineNo
throw ( CAssertionError )
 

template<class type_ErrorMsg>
template< class type_ErrorMsg > void KSCL::AssertExcp const std::string &    p_rcExpressionStr,
const std::string &    p_rcFilePathStr,
const unsigned int    p_uiLineNo,
type_ErrorMsg    p_Msg
throw ( CAssertionError )
 

例外を投げる関数です。.

 ASSERT のように判定して例外を投げます。
 引数3つのものとの違いは、第4引数でエラーメッセージを渡せることです。
 このあたりは Java の assert を強く意識しています。

引数:
p_rcExpressionStr  KSCL_ASSERT_EXCP() に掛けられた式。
p_rcFilePathStr  KSCL_ASSERT_EXCP() が記述されたファイルのフルパス。
p_uiLineNo  KSCL_ASSERT_EXCP() が記述された行。
p_Msg  エラーメッセージ。テンプレート引数にしてあるので整数値も文字列も渡せます。

void _Decoy   [inline]
 

・謎のコンパイルエラーを避けるための関数です。.

int DebugAllocInit   [inline]
 

void DebugAllocClose const int    p_iOldState [inline]
 

BOOL b2B bool    p_b throw () [inline]
 

・bool から BOOL へと変換します。.

戻り値:
TRUE  true を渡された場合。
FALSE  false を渡された場合。
引数:
p_b  true でも false でも。

bool B2b BOOL    p_b throw () [inline]
 

・BOOL から bool へと変換します。.

戻り値:
true  TRUE を渡された場合。
false  FALSE を渡された場合。
引数:
p_b  TRUE でも FALSE でも。

std::ostream coutd   g_debug_stream_buf
 

・ウィンドウズ標準デバッグアウトプットへ出力するストリームです。.

 基本的な使い方は std::cout と同じです。
 std::endl 等でのフラッシュ時にデバッグウィンドウへ出力します。

std::ostream & KSCL::endsd std::ostream &    p_rcOStrm
 

・ cerrd に渡してデバッグアウトプットへ出力させるマニピュレーターです。.

 cerrd に出力指示を出すためのマニピュレーターです。
 出力そのものの機能もこちらが持ちます。

非推奨:
代わりに KSCL::coutd を使用してください。
引数:
p_rcOStrm  出力用ストリーム。


変数の解説

CRITICAL_SECTION KSCL::g_stCriticalSection [static]
 

・クリティカルセクション用構造体。.

 KSCL::g_paDialog をクリティカルセクションで囲むためのものです。

ADialog* KSCL::g_paDialog [static]
 

・直前に作られたダイアログのダイアログプロシージャを持つ ADialog クラスへのポインタ。.

 ADialog クラスのポインタを、ダイアログのユーザー領域に渡すまでの間だけ保管します。
 よって、これは普通には使っちゃいけません。

debug_streambuf KSCL::g_debug_stream_buf [static]
 

KSCL::coutd が使用するストリームバッファです。.

 標準出力に出力するストリームバッファです。  外から使用されないように static グローバル変数にします。

std::ostringstream KSCL::cerrd
 

ウィンドウズ標準デバッグアウトプットへ出力するストリームです。.

 基本的な使い方は std::cout と同じです。
 ただし、最後に出力するときに KSCL::endsd を渡してください。
 渡し方は std::endl 等と同じです。
 注:マルチスレッド非対応です。

非推奨:
代わりに KSCL::coutd を使用してください。

std::ostream KSCL::coutd
 

・ウィンドウズ標準デバッグアウトプットへ出力するストリームです。.

 基本的な使い方は std::cout と同じです。
 std::endl 等でのフラッシュ時にデバッグウィンドウへ出力します。
 この変数に対して文字列等を渡すことで TRACE() と同じことができます。
 使用例は以下のような感じ。

	KSCL::coutd
		<< "テストです。"
		<< std::endl;
		
 ただ、リリースモードに対応していないため、リリースビルドした時にも 常に出力してしまいます……。


KSCL(KAB-studioClassLibrary)に対してThu Jun 12 09:54:46 2003に生成されました。 doxygen1.2.15