「演算」を行うための記号。
計算を行う際に使用する記号。プリミティブ型と合わせて使用することで、整数や実数の算術計算を行うことができる。
通常の算術記号と同じく+や=といった記号を使用するが、「普通の計算での意味や用法」と異なる場合が多いので、それぞれの演算子について正しく理解しておく必要がある。
Javaでは以下の記号が該当する。
　
・=
・>
・<
・!
・~
・?
・:
・==
・<=
・>=
・!=
・&&
・||
・++
・--
・+
・-
・*
・/
・&
・|
・^
・%
・<<
・>>
・>>>
・+=
・-=
・*=
・/=
・&=
・|=
・^=
・%=
・<<=
・>>=
・>>>=
・キャスト演算子
　
本辞書での各演算子の解説は以下の通り。
　
・=演算子
・>演算子
・<演算子
・!演算子
・~演算子
・?演算子
・:演算子
・==演算子
・<=演算子
・>=演算子
・!=演算子
・&&演算子
・||演算子
・++演算子
・--演算子
・+演算子
・-演算子
・*演算子
・/演算子
・&演算子
・|演算子
・^演算子
・%演算子
・<<演算子
・>>演算子
・>>>演算子
・+=演算子
・-=演算子
・*=演算子
・/=演算子
・&=演算子
・|=演算子
・^=演算子
・%=演算子
・<<=演算子
・>>=演算子
・>>>=演算子
・キャスト演算子
　
また、演算子はオペランドの数により次の3つに分類される。
・単項演算子
・二項演算子
・三項演算子
　
演算子は、概念的には「staticメソッド」のようなものだと考えた方が良い。
オペランドは「引数」であり、その演算子はその引数を1～3持つ。そして、結果として戻り値を返す。
引数や戻り値の型は厳密に決められており、様々な型にオーバーロードされている。
そして、演算子は処理を行い結果を返す。
このようにメソッドとして考えることで、曖昧になりがちなオペランドの型や返される値の型を明確に把握することができるようになり、さらにオペランドの型によって処理内容が異なる点についても曖昧さを払拭できるようになるだろう。

「むしろ俺は演算子が一番難しいんじゃないかと思うんだが」
「どこが？」
「処理の優先順位や単項と二項の区別とか、複雑じゃね？」
「じゃあどうしたらいいの？」
「全部メソッド化」
「どっかの言語にありそうだな」
「Jakarta Commons LangのCompareToBuilderを参考に作るか」
「しまった、作ろうと思えば余裕で作れるのか……作ってもいいけど使うの禁止」